クリーンレーザー工法

レーザースポットエネルギーによる
次世代のクリーニング技術

クリーンレーザー工法とは

集光されたレーザースポットエネルギーを金属素材表面の塗装や錆等に照射して、気化(昇華)させる、次世代のクリーニング技術です。

高出力のレーザー光線が旧塗膜・鉄錆部分を瞬時に除去し、微粒子を吸引しながら施工対象物(有機性)のクリーニングを行うものです。

レーザー技術によるクリーニングは、従来からの工法に代わり、経済的で環境に優しい工法であり、科学廃棄物を残したり施工対象物の摩耗を引き起こすことなく除去出来ます。(全面を囲う養生を必要としません)

工法の必要性と、技術について

国土交通省によると、全国に橋梁は728,603橋あり、老朽化が課題となっています。現在、定期点検を実施している中で対応措置が必要と判断された橋梁は、68,000箇所あり、そのうち9%以上が何らかの措置は必要という結果になっています。

地方自治体が管轄する橋梁は、財政・人員の問題から対応ができていないという課題があります。さらに従来工法による剥離作業では廃棄物処理が課題となり、施工ができていないという現状があります。

レーザーはクリーニングに適切なスポットサイズ、短パルスにて照射されるため、母材への熱影響は最小限に抑えられます。
また、気化(昇華)した汚れは同時にバキュームにて吸引され、フィルターを介して処理されます。
市販のレーザー技術の転用ではなく、独自の高品質レーザークリーニング用発振器、レーザーヘッド等を自社で設計・製造しています。